猫糞(する)/猫糞を決める(猫糞を決め込む)/猫が糞を踏む

ねこばば(する)

ねこばばをきめる(ねこばばをきめこむ)

ねこがばばをふむ

【意味】

猫が糞をしたあと、土や砂をかけることから、自分の行為(特に、悪い行為)を隠して、そしらぬ顔をすること。

また、拾ったり預かったりした金品を自分の物にして知らん振りすること。

トイレ中の猫

【参考文献】

成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら

【猫的解釈】

猫は、どんなに小さな子猫でも、誰に教わったわけではないのに ちゃんと猫トイレでウンチして、臭くないようにきちんと埋める。 賢いニャ。

それに引き替え、人間の子供は歩けるようになっても オムツをしているし、小学生になってもまだおねしょする。 みっともないニャ。

猫の方がずっと偉いという意味の諺ニャ。

トイレ中の子猫

【雑学】

類義語

猫ばばする=拾ったものなどをこっそりそのまま自分のものにすること。

着服する=組織などが扱う物品や金をこっそり自分のものにすること。

横領する=「着服する」とほぼ同じだが、とくにその金額の大きい場合に使われる。

失敬する=軽い気持ちで他人のものを無断で使用したり盗んだりすること。

横取りする=本来は他人のものを、横から来て奪うこと。

くすねる=小さなものや少額の金をこっそり自分のものにしてしまうこと。

ばば(糞、尿)とは

幼児語で、くそ、大便。また、汚いもののこと。

用例:ばばっちい。

自分の足のにおいをかぐ猫

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