猫のことわざ・故事成語

虎の子は山へ放せ

説明 猫的解釈 雑学 文例

【意味】

虎は本来山にいるべき動物である。

物事は人為を加えず、本来あるべき場所にもどしてやるのが良いということ。

【類】

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【対】

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【外国では】

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【猫的解釈】

大人のトラ猫に囲まれた子猫

うちの茶トラ軍団は子猫好き。よってたかって世話をしようとするので、子猫は押しつぶされそうです(笑)

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【雑学】

野良猫は野生動物だという誤解

しばしば、野良猫に餌はやるな、野生動物は自然のままに放っておくのが一番だ、という説を聞く。

日本に古来から生息していた野生動物たちについては、これはあるいは正しいかも知れない (ただし古来同様の自然がそっくり残っているという条件下にであれば)。

しかし、野良猫は野生動物だろうか?

とんでもない!

野良猫はいわゆる野生動物ではない。 野良猫はイエネコ種であり、イエネコ種は家畜である。

そして、家畜とは、ヒトと一緒でなければ生きていけないように、長年かけて、ヒトが遺伝子操作し作り替えた動物の事である。

猫の顔アップ

世の中にはあるいは、純然たる荒涼たる大自然の中で生きていけるような、逞しい猫もいるかもしれない。 鳥島に漂着した土佐の漁師・長平がアホウドリを食べて12年も生きながらえたように。 けれども、そんな猫は例外中の例外だ。ふつうのイエネコは、人に庇護されるか、せめて人が残した残飯をあさることができなければ、死ぬ。

ところで、鳥島は一時期、人が住んだこともあったけれど、その後、無人島化した。 すると島に放れていた猫たちも絶滅してしまったそうだ。

ところが、猫と一緒に島に渡ったクマネズミ達は、今も繁殖を続けているという。

つまり、ネズミと海鳥が豊富に生息し、ほかに天敵がいない島であっても、猫達は生きていけなかったのである。 なぜならば、イエネコ種は家畜化された動物だからである。

チワワやダックスフントを「自然のままが幸せ」と、ジャングルに放つバカはいないだろう(そう願う)。

猫も、外見こそ小型のヤマネコと大差ないように見えるが、中身は大きく変えられている。

野生種にくらべ、依存心は格段に強く、警戒心はきわめて低く、大人になっても精神的幼児性を残す。そのように、脳の中身がつくりかえられてしまっているのである。これは科学的に解明されている事実である。

従って、野良猫は自由気ままで幸せだ、というのは、無人島に置き去りにされた現代っ子はテストも宿題も無くて幸せだ、というのも同じなのである。

猫はもとは日本列島に生息していなかった動物。 その猫を日本に連れてきたのが人間ならば、家畜化したのも人間。

野良猫は、野生動物ではない。 人間が責任をもって接しなければならない動物なのである。

捨てられていた子猫

捨てられていた子猫。優しい里親さまに婿入りしました。

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【文例】

著者名
「書名」 page ISBN: 書評

(準備中)

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