猫のことわざ・故事成語

獅子の子落とし

説明 猫的解釈 雑学 文例

【意味】

獅子は我が子を谷底に投げ落とし、はい上がることが出来た強い子だけを育てる、という迷信から、子供を立派に育てたければ楽をさせてはいけない、苦難の道を歩ませよ、というたとえ。

【類】

可愛い子には旅をさせよ かわいいこにはたびをさせよ

【対】

-

【外国では】

-

【参考文献】

言葉や意味は、ネットではなく、印刷物で調べました。

ほか、主な参考文献

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【猫的解釈】

眠る子猫とささえる大人猫

こんな寝相で寝てしまう子猫もさることながら、さりげなく後ろ足で子猫がずり落ちるのを防いでいる大人猫の足技が見事。 実はこの猫たちに血縁関係はない。 意外に思うかも知れないが、猫と言う動物は、自分の子でなくてもこまめに世話する大人猫は多いのだ。

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【雑学】

ライオンの子育て

ライオンの雌は3歳くらいで性成熟する。 発情は3~4週間ごとに4~10日。 妊娠期間は105~110日。

1腹1~6子、平均2~3頭生む。 子ライオンは800gほどで斑点がある。 生後3~6ヶ月で離乳。

生後半年くらいから、親について歩き狩りの学習をする。

雄の子、および状況によっては雌の子も、2歳半~3歳で群れ(プライド)から追い出される。

なお、雌が出産するのは平均で2年に1回くらい。

【参考文献】
●『トラvsライオン』 實吉達郎著 光風社出版

箱をよじのぼる子猫

「はい上がってきたニャンよ!」

 

獅子の子は谷に落とすまでもなく・・・

ライオンは我が子を谷底に突き落とし、そこからはい上がってきた子だけを育てる、なんて迷信を今時信じている人はいないだろう。 (もっとも、諺でいう「獅子」とは、アフリカのライオンではなく 中国人が作った、ライオンに似た想像の動物の事らしいが。)

谷底に落とすまでもなく、ライオンの子の生存率は案外低い。

ライオンは「プライド」と称される群れを作って生活している。 平均的なプライドは、1頭~数頭の成雄と、1~数頭の成雌、およびその子共達で構成されている。

セレンゲティ自然公園でライオン観察を続けたシャラー博士の報告では、あるプライドは3頭の成雄がいたため生まれた20頭の子ライオンのうち、12頭が無事育ったとしているけれど、逆に言えば、3頭もの成雄および複数の成雌が守っていたにもかかわらず、8頭(4割)の子ライオンは死んでしまったということになる。

プライドを守る成雄の数が少ないか弱ければ、子ライオンの死亡率はもっと高まってしまう。

病死する子もいるが、ライオンでも幼い個体はヒョウやハイエナなど捕食動物に狙われるからである。

さらに。 ライオンの一番の敵は、実はライオンだそうだ。

ライオンのプライドは常に侵略にさらされている。 放浪雄は、スキさえあらばプライドを乗っ取ろうと、いつも目を光らせてうろついている。 成雄の交代劇があった場合、前の雄の子供達は、追い払われるか皆殺しにされるらしい。

百獣の王といえど、自然の掟はかくも厳しい。

【参考文献】
●『ライオン、忍び寄る黄金の影』ジョージ・B・シャラー 早川書房

 

ぼやき

今の日本社会をダメにしているものがあるとすれば、親が子離れできないというのがそのひとつであるのは間違いないと思うのである。 数年前の新聞の読者相談欄に、90代の女性から、「息子が定年退職して数ヶ月、新しい仕事を見つけるでもなく、何もせずにグウタラな生活をしているのが心配だ、どうすればもっとハリのある毎日を送らせることが出来るか」という相談が寄せられているのを見て仰天した。

定年退職したって事は、その息子は若くて55歳、もしかしたら65歳? 90代の母親が定年退職した息子の生活に口だしするかあ!? 情けない!!

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【文例】

著者名
「書名」 page ISBN: 書評

(準備中)

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