獅子吼ゆれば野干脳裂く
ししほゆればやかんのうさく
【意味】
野干は狐、または狐に似た小動物のこと。
獅子が吼えると、弱い動物は恐れて頭を引き裂かれたように感じるということ。
【参考文献】
『成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら
【猫的解釈】

【雑学】
出典
『臨済録臨済録』

ライオンが食べる量と動物の種
1日の平均量として、メスは5kg、雄は7kgくらい必要だそうだ。 もっとも野生状態では、狩りに失敗して何日も食べられないことは多い。 また、ライオンが生息しているような土地には、ハイエナやハゲワシなど他の捕食動物も多い。
そのため、ライオンは食べられるときに大食いする。 平均して、大人ライオンなら一度にすくなくとも15kg以上食べられるといい、33kg食べた例も報告されているという。 50kgもの肉を一度に食べられると説まであるらしいが、もしそれが本当なら、ものすごい大食いだ。
ライオンが良く捕食する草食獣は、ヌー、シマウマ、インパラ、クズー、ハーテビースト、ウォーターバック、アフリカスイギュウ、イボイノシシなど。 体重にして、30~300キロくらいの動物が多いそうだ。
一般に体重が1トンを超えるような大物はあまり狙わないけれど、絶対に狙わないというわけではない。 サイやキリンの成獣でも殺される場合がある。
一方、ネズミやトカゲなど小さすぎる動物は、捕食に要するエネルギーと得られるエネルギーのバランスがとれないため、偶然手に入った場合を除き、ふつうは狙わない。
ライオンが吼えれば、大きなシマウマやクズーは恐れても、小さなネズミはかえって平然としているのではないだろうか。