女の心は猫の眼

おんなのこころはねこのめ

【意味】

女性の心理は、猫の目のように変化しやすいというたとえ。

女の心は猫の眼

【類】

女心と秋の空 おんなごころとあきのそら

女の心は猫の眼

【外国では】

(英)A woman’s mind and winter wind change oft.直訳:女性の心と冬の風はしばしば変わる。

【参考文献】

成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら

【猫的解釈】

このことわざには、つづきがあるにゃ。ほんとうは、

女の心は猫の眼に見つめられるとめろめろになる

というのニャ~!

猫の眼には、すごい力があるという意味のことわざニャ。

トロ「爺ちゃん猫の目力、うけてみよ!」

【雑学】

女心と男心

女の心はやれ秋の空だ猫の眼だと言われる一方で 「男心と秋の空」という諺もある。

広辞苑によれば、もともとは「男心と~」と言われていたのが、女にも言い換えられるようになったらしい。 要するに、男も女も、人の心は変わりやすいということである。

それにくらべて猫のなんと健気で一途なことよ。あの人間嫌い、と思ったが最後、たとえ一つ屋根の下に暮らしていようと、何年でもずっと嫌い続けるのが猫という動物である。

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