虎狼
ころう
意味
『広辞苑』岩波書店
とらとおおかみ。転じて、残忍な者。非道なもの。「――の心」。
『日本語大辞典』講談社
- トラとオオカミ。
- 欲が深く、残酷な者。


参考文献
『広辞苑』岩波書店、『日本語大辞典』講談社、『大漢語林』大修館書店、『成語林』旺文社、『四字熟語の辞典』三省堂、『広辞苑』岩波書店、『ランダムハウス英和大辞典』小学館、ほか。参考文献の全リストはこちら
猫的解釈
「お、お、おおかみより、猫の方が強いもん!!!とら?ぼくちん、とらねこだから、つまりとらでもあるから、同じニャ!
でもね、猫は強いだけじゃなくて、愛らしくて、可愛くて、癒しの存在だから、虎狼より偉いのニャ~」

「虎+狼」をつかった諺など
文例
曲亭馬琴(1767-1848年)『南総里見八犬伝』
この他、腹心虎狼の賊兵、稲麻(とうま)の似(ごと)く立並びて、(後略)
第九輯 巻之八 第百十二回 岩波文庫ISBN:9784003022467 page206
『南総里見八犬伝』には、上記の他にも「虎狼」という言葉が良く出てきます。また単独の「虎」も様々な場面で頻繁に使われています。名前は「馬琴」と馬ですが、好きな動物は「虎」だったのでしょうか?ニャ☆