鳴く猫鼠捕らず
なくねこねずみとらず
【意味】
口数が多く自己宣伝をする者に限って 実行力がなく、実際の役にたたないということ。
【類】
鳴かぬ猫は鼠を捕る なかぬねこはねずみをとる
喰い付く犬は吠え付かぬ くいつくいぬはほえつかぬ
吠える犬は噛みつかぬ ほえるいぬはかみつかぬ
能無し犬は昼吠える のうなしいぬはひるほえる
能無し犬の高吠え のうなしいぬのたかぼえ
能無しの口叩き のうなしのくちたたき
口では大阪の城も建つ くちではおおさかのしろもたつ
【対】
猟ある猫は爪を隠す りょうあるねこはつめをかくす
能ある鷹は爪を隠す のうあるたかはつめをかくす
上手の鷹が爪かくす じょうずのたかがつめかくす
【参考文献】
『成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら
【猫的解釈】
おしゃべりな猫は、かわいいって意味ニャ。
現代の猫は、ネズミを捕らない方がありがたいのです。 血だらけのネズミが枕元にあったらギャ~~なのです。 今は、ネズミとお友達の猫こそ良い猫なのです。 そしておしゃべりの猫はきゃわいいのです♪