猫の首に鈴/猫の首に鈴を付ける
ねこのくびにすず
ねこのくびにすずをつける
【意味】
計画の段階ではとても良い案に思えるのだが、いざ実行しようとすると非常に難しいこと。
誰も実行できる人がいないこと。
鼠たちが、猫の近づくことがわかるように、猫の首に鈴を付けようと決めたが、それを実行できる鼠が一匹もいなかったことという ラ・フォンテーヌ(フランス、1621-1695)の『寓話 』からでたことば。
【類】
言うは易く行うは難し いうはやすくおこなうはがたし
【外国では】
(英)Bell the cat. 直訳:猫に鈴をつける。
【参考文献】
『成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら
【猫的解釈】
そうでなくても可愛い猫が、鈴をつけるともっと可愛くなる、という意味にゃ。でも、鈴ってうるさいから、本当は迷惑なのにゃ。