猫のことわざ・故事成語

獅子身中の虫

獅子身中の虫獅子を食らう

説明 猫的解釈 雑学 文例

【意味】

獅子の体内に寄生して、獅子を死に至らしめる虫の意から、仏教徒でありながら仏教に害をなす者のたとえ。

また、内からわざわいの生じるたとえ。

恩を受けた者に仇をする者のたとえ。

【出典】「梵網経(ばんもうきょう)」下。

【類】

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【対】

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【外国では】

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【猫的解釈】

猫飼いで、パソコン中の猫に悩まされない人がいるだろうか?

対処法は色々ある。が、決定打は何一つない。

  1. デスクに空箱を置く→猫は必ず箱に入る→お陰で邪魔をされない。最初は。しかし、長い文章を打ち込んだり、複雑なコードを書き込んだり、細かい画像加工をはじめると、何故かたちまち猫はキーボード上かモニター前にやってくる。
  2. キーボードガード(カバー)を設置→カバーの上、モニターの前に座って、ガードの下に手を突っ込んでキーを押す。
  3. パソコン作業の前に、猫じゃらしで思い切り猫を遊ばせて疲れさせる→人間も疲れて一緒にうたた寝してしまう。
  4. 猫は肉球がベタベタするのを嫌がる習性を利用し、パソコン周辺にべったり両面テープを貼り、ベタベタな環境を作る→人間も作業できない。
  5. 猫は寒いのが嫌い。パソコン部屋の室温を摂氏2度以下にする→寒くて人間の指も動かない。
  6. 猫をパソコン部屋から閉め出す→人間が寂しくなって、結局またすぐに猫を入れてしまう。

結論。パソコン中の猫は、防ぎようがない。諦めて妥協することを覚えよう。

パソコンの邪魔をする猫

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【雑学】

成獣ライオンの死因

アフリカはセレンゲティ国立公園で、長年ライオンの観察を続けたジョージ・B・シャラー博士によれば、以下の通り。

二歳を越えてから死んだライオンの約41パーセントは人生の最盛期にあり、老齢に達していたのはわずか10パーセントにすぎない。 その他は、亜成獣、若成獣、それにいくらか盛りを過ぎた個体であった。

22頭の亜成獣と成獣の死因は以下のとおりであった。

  • 罠あるいは銃によるし、41パーセント。
  • ライオン相互の闘争による死、23パーセント。
  • 病死、18パーセント。
  • 獲物から受けた障害による死、9パーセント。
  • 老齢による死、9パーセント。

つまり、ライオンの4分の3は暴力によって死んでいる。

(『ライオン、忍び寄る黄金の影』 シャラー著、今泉吉晴・他訳、早川書房 p.186)

繰り返すが、シャラーの主な観測地は国立公園内である。 つまり、ライオンも保護動物である。 にもかかわらず、成獣の41%は人間に殺されているとは・・・

雌ライオン

写真素材:【無料写真素材TYS http://harady.com/photo/

寄生虫について

猫に付く寄生虫は、その生態から、外部寄生虫と内部寄生虫に分けられる。

外部寄生虫は体表につくもの。ノミやダニに代表される。多くが人や犬など猫以外の動物も刺したりの被害を与えるから、寄生される前に定期的に予防したい。

内部寄生虫は、猫の体内に住むもの。回虫・条虫など目に見えるものから原虫のような顕微鏡サイズのものまで。

これらの寄生虫たちのうち、人間が一番気持ち悪がるのが、回虫や条虫類かもしれない。

猫回虫は3~10cmの、白いミミズみたいな虫だが、猫が生きたまま吐き出すことがある。すると初めて見た人はたいてい「15cm以上もある、長い白い虫!」と表現する。ショックと恐怖で虫が倍の長さに見えるらしい。

本当に長いのは、マンソン裂頭条虫で、最大250cmにもなるという。もっともこんな立派な成虫には滅多にお目にかかれないから、もし2mを越える無傷なマンソン君を見つけたら、非常についている時期と思って宝くじを買いに走って欲しい(笑)。

これもまれに猫が吐き出すことがある。吐き出されたマンソン君は、私の経験では、丸められた紐のような小さな固まりで、それを丁寧にほどいて、やっと長さがわかる。長そうに見えても数十センチ、私が見た最長でも160cmに満たなかった。 大きな図体のわりには駆虫剤2日でたいてい落ちるし、その時は体節がバラバラにとけて便中に出てきてもほとんどわからないから、マンソン君に寄生されていると知っても慌てる必要はない。

ほかに猫に良く寄生するのが、猫条虫、瓜実条虫、鉤虫、まれにフィラリア。 長くてウネウネしていて気持ち悪く思えるかも知れないけれども、フィラリアを除き、寄生虫としてはいずれもむしろ良質。(フィラリアは猫を死亡させるので要注意。)

これら大きな虫より、見た目怖くないノミやマダニ、目に見えないほど小さな寄生虫の方が、人にも害を及ぼす場合が多く、遙かに危険で厄介だといえよう。

とはいえ、猫から虫や病気をうつされるより、人からうつされる方がだんぜん多いのだから、猫を異常に警戒するのは馬鹿げている。 「汚いから猫を触るな」というお母さんは、その前に「汚いからお母さんに近寄るな、触るな、抱っこされるな」と教えなければ理屈が通らない。

ところで、本来の寄生虫は、本来の宿主を殺したり苦しめたりはしない。宿主を苦しめる寄生虫とは、間違った宿主に入ってしまった虫か、寄生虫としてはまだ進化途上の虫だそうだ。

たとえば、日本海裂頭条虫(サナダムシ)。数メートルにもなる長~い虫だが、最終宿主はヒトで、寄生虫として高度に進化している。サナダムシは、宿主をアトピーや花粉症から守り、太りすぎを押さえ、さらにアチラも強くしてくれるらしい。ある男性が、仕事バリバリ奥さんともラブラブだったのに、寄生を知って駆虫するや、デブでモテない男に落ちぶれ「どうすればまた飼えますか?」と寄生虫博士に泣きついたなんて話まである。(『踊る腹のムシ』)

藤田紘一郎博士は、近年花粉症やアトピーが急増したのは、日本人が寄生虫を駆逐したのが大きな要因のひとつと力説されている。

獅子身中の虫は、悪いばかりではないようだ。

この幼虫の種類は?

家庭菜園の堆肥にしようと、草や枯葉を集めて、菜園の片隅に積み上げておきました。 春先に掘り返したところ、数十匹もの幼虫が♪

見た目カブトムシっぽいのですが、我が家の周辺ではカブトムシはあまり見ません。 クワガタならたくさんいます(ヒラタクワガタ・ミヤマクワガタ)。

この幼虫の種類が分かる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、 掲示板 で教えて下さい。

【追記】お陰様で、幼虫の種類がわかりました。 カブトムシだそうです。 ありがとうございました。

猫豆様が、カブトムシとクワガタの見分け方を教えて下さいました。

  • カブトムシの幼虫の頭は濃い茶色、クワガタはオレンジ色。
  • カブトムシのお尻は灰色でお尻の穴が横割れ。クワガタは白っぽくて縦割れ。
  • 体もカブトムシの方がズングリ、むっちりしていてクワガタは若干華奢。

とても参考になります。 m(_ _)m

  

↓クリックすると幼虫の写真が別ウィンドウで開きます。   幼虫写真が苦手な人はクリックされませんよう。

土中の虫アイコン

堆肥は一部だけ畑に借り、幼虫たちは堆肥の山にそっと戻しておきました。 無事に育ちますように。

最後に一句
  幼虫に 堆肥取られて 痩せ畑 (^^)

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【参考文献】
●『踊る腹のムシ』他 藤田紘一郎著 講談社文庫
●『イヌ・ネコ 過程動物の医学大百科』 監修:山根義久 ピエ・ブックス
●『ライオン、忍び寄る黄金の影』 シャラー著 今泉吉晴・今泉よね子訳 早川書房

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【文例】

著者名
「書名」 page ISBN: 書評

(準備中)

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