竜驤虎視/竜驤虎歩/竜驤虎躍
りゅうじょうこし
りゅうじょうこほ
りゅうじょうこやく
【意味】
竜が勢いよく天に登り、虎が恐ろしい目で睨むという意から、勢いが盛んで、天下を見下ろして威を示すさま。
【参考文献】
『成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら
【猫的解釈】
キミのそのお目々こそ、最大の魅力でチャームポイントなんだ。
体重3.5kgのチビ猫だけどね・・・体重3.5kgのチビ猫だけどね・・・
【雑学】
出典
『三国志さんごくし』諸葛亮伝しょかつりょうでん
蜀志(しょくし)・諸葛亮の素志、進んで竜驤虎視、四海を苞括(ほうかつ)せんと欲す。
※『成語林-故事ことわざ慣用句』旺文社より引用
竜とかドラゴンとか
東洋の竜、西洋のドラゴン、 どちらも架空の動物ながら、実によく似ている。 長い口先にずらりと並んだ鋭い歯。 長い首。 細長い胴体に、長い尾。 全身ウロコで被われ、手足の先には鋭いかぎ爪。 西洋のドラゴンはコウモリのような翼を持ち、空を飛ぶ。 東洋の竜も、ドラゴンのような目立った翼は無いながら、やはり空を飛ぶ。
竜やドラゴンのモデルは、恐竜だという人々がいる。 人類の遺伝子に刻み込まれた太古からの記憶が竜やドラゴンになったのだと。
「太古の記憶説」に関しては、私にはちょっと信じられない。 人類の祖先といえる動物が誕生したのは、一番古く見積もっても1000万年前より前ということはなさそうだ。 一方恐竜たちは6500万年前に滅んでしまったのだから、ちょっと間が開きすぎる気がする。
が、恐竜が、竜やドラゴンのモデルのひとつ、という考え方には大賛成なのだ。
つまり、化石である。 中国のゴビ砂漠は恐竜化石のメッカである。 またヨーロッパでも、たとえばベルギーの探鉱でイグアノドンの化石が30体分以上も発見されたことがあった(1878年)。
昔の人が、これら恐竜化石を見て、これぞ竜やドラゴンと考えたとしても、何の不思議はない。
もし猫サイトを作っていなかったら恐竜サイトを作っていただろう私です。(^_^)。