雲は竜に従い風は虎に従う
くもはりゅうにしたがいかぜはとらにしたがう
【意味】
立派で聡明な君主のもとにはすぐれた臣下が出現し、これを助けるというたとえ。
また、相応しいものを伴うことで物事がうまくいくというたとえ。
(『成語林』よりそのまま引用させていただきました)
【参考文献】
『成語林』旺文社、『広辞苑』岩波書店、『大漢語林』大修館書店、『四字熟語の辞典』三省堂、ほか。参考文献の全リストはこちら
【猫的解釈】

架空の動物・竜より、絶滅危惧種・虎より、 今や飼い猫の世の中である! =^o^=
【雑学】
出典
『易教(えききょう)』周易上経 乾(けん)
九五曰、飛龍在天、利見大人、何謂う也。子曰、同聲相應、同氣相求。水流濕、火就燥。雲從龍、風從虎、聖人作而萬作覩。本乎天者親上、本乎地者親下。則各從其類也。
【書き下し文】
九五に曰く、飛竜天に在り、大人を見るに利(よ)ろしとは、何の謂いぞや。子曰く、同声合い応じ、同気相い求む。水は湿(うるお)えるに流れ、飛は燥(かわ)けるに就く。雲は竜に従い、風は虎に従う。聖人作(おこ)りて万物覩(み)る。天に本づく者は上に親しみ、地に本づく者は下に親しむ。すなわち各々その類に従うなり。
【口語訳】
九五に「飛龍天に在り、大人と見るに利ろし」ととあるのは、どのような意味か。孔子は次のように言う。声気を同じくするものは、たがいに応じあい求めあう。たとえば水は湿った方に流れ、火は乾いた物に燃えつき、雲は竜にともない、風は虎にともなう。すべて気を天に稟(う)けた動物は天体の運行に親しみのっとって動作し、気を地に稟けた植物は地体の運行に親しみのっとって静止する。つまり物みなそれぞれの類に従うのである。
『易経』(上)、高田真治・後藤基巳訳、岩波文庫、ISBN:9784003320112 page87-90



